「3月米雇用統計と利上げ」について書き殴る
[2015-03-01] 3月に入り色々と仕事が忙しくなってこられる方も多いと思うのですが、マーケット的には「日本時間に動きやすくなる」と言う意味では日本人トレーダーにとって取引がしやすい1ヶ月になるかと思います(私のように基本的に欧米時間に対応した生活をしている人にはちょっと辛い時期ですね(苦笑))。
2月のマーケットを振り返ってみると、全く大勝と言うことは無かったのですが、微益を積み重ねることがでてきておりまして、あれだけ値幅が無かった中でも「プラスで終わる」と言うことができています。
スイングのポジションを見ても全体的に上下に上手くポジション取りができているだけに、有意義な2月となっているように思っております。
さて、そんな中で3月のマーケットに突入していくわけですが、最も気になるのは「FRBの利上げ」と言うところでしょうか?
ギリシャ関係の話題は、私の想定とは違い「ウヤムヤ」したままで流れていくことができ、それほどマーケットに対して大きな影響を与えることも無かったことが残念でしたが、また6月を目処に話題が出てくることを考えると繰り返しになることが予想されるところですね・・。
そのような状況なので3月は「FRBの利上げに関しての方向性を見極める時期」と言うことが引き続きテーマになってくるとは思うのですが、結局、FRBメンバーの話を聞いていると「6月もしくは9月の利上げ」と言うのがまだテーマとして残っている状況です。
そのため、注目は「辛抱強く」と言う一文がFOMCの声明から消えるかどうか?と言う話になりますが、この「辛抱強く」と言う部分が意味するのは「2~3ヶ月内においての利上げは無い」と言うのがポイントだとされています。
つまり、3月、もしくは4月に「辛抱強く」の条文が削除された場合においては、6月の利上げがターゲットに入ることになります。
そうした意味でFOMCを見極める際には、トレーダーがそうしたことを意識することを頭においておくとトレードがしやすくなるかと思います。
次に、今週のトレードを考えていく上で、やはり注目は週末に予定されている「米雇用統計」となりますが、この米雇用統計の中身としては20万人以上の増加が有った場合には、「米国の労働者が全体として増えている状況」と言うことが言われています。
数値について見るときには20万人をベースに指標結果を見ると、良し悪しが分かりやすくなってきます。
現状で米雇用統計の予想が23.5万人となっていることを考えると、マーケットのコンセンサスは「米雇用市場は弱上向き」となっていることを市場参加者は意識していることが分かります。
さて、最後はいつものようにドル円の4時間足チャートですが、このチャートを見て頂けると分かるように、トレンドとしては上向きとなっておりますが、上値は月曜日に反発すれば「騙し」として処理される展開と言えます。
特に週末予定されている米雇用統計が全てを決めると言っても過言では無いので、1週間を考える中では「上値に伸びれば売り、下げれば買い」のレンジマーケットを意識して望みたいと思います。
しかしながら、状況については「週末の米雇用統計を狙ってのストップ狩り」と言う展開もありますので、「ストップを狩られたから」と言って簡単にトレードを諦めるのでは無く、マーケット状況を見ながら諦めずについていくことも忘れないつもりです。
それでは、今週一週間も張り切ってマーケットに挑みましょう!!
また、週末には雇用統計がありますので、くれぐれも無理なトレードは控えてくださいね。
[2015-03-01] 3月に入り色々と仕事が忙しくなってこられる方も多いと思うのですが、マーケット的には「日本時間に動きやすくなる」と言う意味では日本人トレーダーにとって取引がしやすい1ヶ月になるかと思います(私のように基本的に欧米時間に対応した生活をしている人にはちょっと辛い時期ですね(苦笑))。
2月のマーケットを振り返ってみると、全く大勝と言うことは無かったのですが、微益を積み重ねることがでてきておりまして、あれだけ値幅が無かった中でも「プラスで終わる」と言うことができています。
スイングのポジションを見ても全体的に上下に上手くポジション取りができているだけに、有意義な2月となっているように思っております。
さて、そんな中で3月のマーケットに突入していくわけですが、最も気になるのは「FRBの利上げ」と言うところでしょうか?
ギリシャ関係の話題は、私の想定とは違い「ウヤムヤ」したままで流れていくことができ、それほどマーケットに対して大きな影響を与えることも無かったことが残念でしたが、また6月を目処に話題が出てくることを考えると繰り返しになることが予想されるところですね・・。
そのような状況なので3月は「FRBの利上げに関しての方向性を見極める時期」と言うことが引き続きテーマになってくるとは思うのですが、結局、FRBメンバーの話を聞いていると「6月もしくは9月の利上げ」と言うのがまだテーマとして残っている状況です。
そのため、注目は「辛抱強く」と言う一文がFOMCの声明から消えるかどうか?と言う話になりますが、この「辛抱強く」と言う部分が意味するのは「2~3ヶ月内においての利上げは無い」と言うのがポイントだとされています。
つまり、3月、もしくは4月に「辛抱強く」の条文が削除された場合においては、6月の利上げがターゲットに入ることになります。
そうした意味でFOMCを見極める際には、トレーダーがそうしたことを意識することを頭においておくとトレードがしやすくなるかと思います。
次に、今週のトレードを考えていく上で、やはり注目は週末に予定されている「米雇用統計」となりますが、この米雇用統計の中身としては20万人以上の増加が有った場合には、「米国の労働者が全体として増えている状況」と言うことが言われています。
数値について見るときには20万人をベースに指標結果を見ると、良し悪しが分かりやすくなってきます。
現状で米雇用統計の予想が23.5万人となっていることを考えると、マーケットのコンセンサスは「米雇用市場は弱上向き」となっていることを市場参加者は意識していることが分かります。
ドル円4時間足チャートについて
さて、最後はいつものようにドル円の4時間足チャートですが、このチャートを見て頂けると分かるように、トレンドとしては上向きとなっておりますが、上値は月曜日に反発すれば「騙し」として処理される展開と言えます。
特に週末予定されている米雇用統計が全てを決めると言っても過言では無いので、1週間を考える中では「上値に伸びれば売り、下げれば買い」のレンジマーケットを意識して望みたいと思います。
しかしながら、状況については「週末の米雇用統計を狙ってのストップ狩り」と言う展開もありますので、「ストップを狩られたから」と言って簡単にトレードを諦めるのでは無く、マーケット状況を見ながら諦めずについていくことも忘れないつもりです。
それでは、今週一週間も張り切ってマーケットに挑みましょう!!
また、週末には雇用統計がありますので、くれぐれも無理なトレードは控えてくださいね。